地震予測はいつ発表されますか?
A:原則、毎週月曜日と木曜日に発表しています。
小さな地震は予測できますか?
A:地震解析ラボではマグニチュード5以下と想定される小さな地震の予測は出しておりません。マグニチュード5以下の地震では、大きな被害は発生しにくいと考えております。
大きな被害が出るのはどのような地震ですか?
A:マグニチュード6以上、地面からの深さ30km以内、海岸線より50km以内の内陸等の条件が揃った場合、津波でなく、地震そのもので大きな被害が出ると考えています。
日本以外の地震予測はできますか?
A:参考情報となりますが、日本より南方と北方の予測を出す場合があります。海外から提供されている電波を用いて、地震の予兆を観測しています。
震度の予測はできないのですか?
A:はい、残念ながら、現時点では詳細な震度予測はできません。日本は4つのプレート上にあり、多くの活断層、様々な地層によってできています。そのため、震源の深さ・断層の位置・地盤の地質等により、震源のわずかな距離の違いで、震度も変わります。しかし、震度予測の精度も上げていきたいと考え、地質学専門の方々と研究を進めています。
地震の予測情報を公開することで、パニックは起きませんか?
A:事前に発生の可能性を知り、様々な準備をしておくことで、地震発生時のパニックをできるだけ抑えられるのではないかと考えています。
なぜ有料なのですか?
A:地震予測の科学的解明のための研究、解析技術の研究開発、観測点の新設・整備、観測機器の開発・購入、解析プログラムの開発、およびメンテナンス・管理等に充てるためです。
予測情報配信の実績を教えてください。
A:2011年から正式に予測情報の配信を始めました。
地震予測の精度について教えてください。
A:予測の精度については、様々な検証方法があります。弊社では地震予測を評価する国際プロジェクト「CSEP」の評価法を使用しています。評価結果については資料ページの資料04をご覧ください。さらに精度を上げるため、今後も愚直に研究開発・解析に努めます。
地震予測の今後について教えてください。
A:観測点を増設し、予測精度を向上させたいと考えています。さらに、地震予測のノウハウを地震の多い国や地域に提供したいと考えています。