2024年1月1日に発生いたしました『能登半島地震』により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。
地震解析ラボとは
地震解析ラボは弊社が提供する地震予測サービスです。いつ、どこで、どのくらいの規模で地震が起こるかを予測し、数日から十日以内に地震が起こる可能性を提示しています。地震解析ラボは世界で最初の「実用短期地震予測情報」を配信しています。
地震予測のしくみ
地震解析ラボの地震予測のしくみです。
まず、電磁気観測網のデータを利用します。
電磁気観測網のデータには次の3種類があります。
①VLF/LF送信局電波 ②ULF電磁放射 ③GPS
続いて、地震計のデータを利用します。
国立研究開発法人防災科学技術研究所が設置した3種類の地震計データを常時、観察しています。
①高感度地震観測網(Hi-net)
②広帯域地震観測網(F-net)
③首都圏地震観測網(MeSO-net)
さらに気象情報などとも照合し、データからノイズを除去します。
これらは地震解析ラボ独自のノウハウです。
地震解析ラボの予測情報は「地震学」「電磁気学」「火山学」「気象学」「数理統計学」「工学」「社会学」など、多くの学問を横断的にとらえて、生成しています。
地震予測を評価する国際プロジェクト「CSEP」(シーセップ)の評価法を使用しています。
防災対策~予測情報が出たら~
弊社では地震の防災対策をお伝えしています。予測情報を受け取ったら実践しておきたい備えをご紹介しています。
防災を考えるポイント
①地震が発生した瞬間に、命を守るために
②72時間、生き延びるために
③ライフラインが1週間~1カ月停止した状態で、自宅避難するために
④夜間の停電、通信の遮断、降雨や積雪など、最悪の状況を想定すること
地震の予測情報が出たら実践したい7つの備え
①予測期間中の家族の行動予定をシェアする
②安否確認の方法、一時集合場所・避難場所・避難所を家族と共有しておく
③ハザードマップの再確認
④避難経路の確認と検分
⑤車のガソリンを常時、満タンに、 スマホなどは常時、フル充電しておく
⑥外出先で被災した場合に備えて、必要品を持ち歩く
⑦防災備品の確認、枕元にスニーカーやスリッパ、職場にスニーカーを用意する
全国ハザードマップ広域版
地震解析ラボでは、全国の防災・災害情報をまとめています。ご活用ください。